私のお客様で、ハイツに住んでおられる新婚のご夫婦がいらっしゃいました。当初このご夫婦は家は欲しいものの、まだまだ先で、頭金が貯まってから考えると言われていました。
そしてお二人はハイツで生活されていたのですが、そのうちに色々と不満はでてきました。
まず初めに、収納が足らないと感じ始めました。収納がないため、どうしても部屋が散らかるという感じだった様です。
また間取り的に必要最小限の部屋しかないためご主人の書斎がなく、たまに持ち帰る仕事や、仕事のための勉強をリビングの片隅でやるしかなく、集中できないというストレスも感じ始めました。
しかしハイツの性質上、大家さんも利益をとらなければならなくて、そのため建物を一戸建てに比べて小さく計画されるため現状では改善策がないような状態でした。
収納の数が少ない、書斎がないので散らかったり、仕事に集中できないというのはお二人のせいではなく住まれている住居の問題でした。しかし、かと言って家賃を毎月支払いながら、頭金を作ろうとするのではかなり切り詰めた大変な生活を余儀無くされてしまいます。そこでお二人はその家賃を住宅ローンの返済にしたらどうだろうか…と考え始めました。
そしてその思いを私にご相談していただき、結果お二人は新築を建てる決意をされ、私にその建築を依頼してくれました。
こうして家が建ち、ご夫婦のストレスの元となっていた収納もたっぷりでき、ご主人の書斎も奥様の家事室もできました。以前のように片付けに追われる事もなくなりました。「これでやっと自分の時間がもてます。」と奥様は喜んでおられ、「これで一国一城の主だから仕事も頑張るし、なんか同僚よりえらくなった気分だよ(笑)」とご主人もはりきっておられました。私はこうしてこのお客様の生活に失われそうだったゆとりと、やりがいが戻ってきた事を本当に嬉しく思いました。
|
|
|
|
|
|
|
|